美しいものへの憧れは
いつの時代にも
変わらず
人の心の中にあります
代表取締役
長谷川 浩一
世界のそれぞれの国で、それぞれの民族が、個性的で豊かな美意識をはぐくんできたように、私たちも、日本の風土に歴史を築きながら、独自の美の世界をつくりだしてきました。
清らかな水と豊かな緑に囲まれ、変化に富んだ四季の移ろいの中で磨き抜かれてきた日本の伝統美。それは繊細かつ華麗、まさに私たちにとって、見事な洗練の極みとして誇るべきものです。
日本の伝統美の象徴ともいえる和装。それを支える織物のメッカ、京都‧西陣の地に、私たちは長く社業を営んできました。
ここには、都としての千年におよぶ歴史のうちに、営々として完成されてきた、真似のできない技の数々があります。
高級西陣織物の帯地産地問屋として、私たちはその伝統を受け継いでいくとともに、今、伝統と呼ばれるものが、かつてはそうであったように、さらに新しい美の世界の創造へと夢を抱き続け、挑戦し続けていきたいと願っています。
「長谷川」は、高級西陣織物の帯地産地問屋です。
1950年に創業し、「帯一筋の精神」で流通のパイプ役を果たしてきました。
帯は着物を引き立てる重要なアイテムであり、コーディネートの要です。
西陣織は古墳時代を起源する織物が平安時代に錬磨され現代まで進化を遂げながらながら連綿と受け継がれてきた世界に誇る伝統技術です。
これからも絶やすことなく次代に継承していくという使命感と誇りをもって事業に取り組んでいます。
当社は創業以来、問屋でありながら、自社のものづくり機能を鍛え、付加価値の高い商品を企画‧生産‧販売してきました。
歴史の中で築かれた機屋さんとパイプを活かし、自らの感性でものづくりから販売まで社員一人ひとりが携わることを通じて作り手である織手さん、産地の想いを伝える事が我々の社業を成す原点です。
私たちはその中で自らの成長し産地貢献することにやりがいと面白さがある企業体を目指しています。
西陣織の伝統を守りつつ可能性を広げ、その魅力を世界へ発信していきたいと考えています。
私たちの使命は西陣織を広めること、産地と顧客をつなぐ事ができ、もの文化を支えることにあります。
私たちの信念は西陣に息づく伝統を伝えるとともに豊かな感性、無限の想像力により常に市場の期待に応えていくことにあります。
私たちの目標は信用と人のかかわりを第一と考え、地域に根差した商いを通じて産地貢献と自己の成長をはかることにあります。
私たちは理念を支える信条として
次の指針(社是‧社訓)を基に行動しています。
1. 誠実は信用の基
2. 努力は発展の基
3. 反省は向上の基
4. 健康は幸福の基
5. 質素は安全の基
1. 信用は無限の資本なり
2. 笑顔で迎えて感謝で送れ
3. 若いうちに働けそして苦しめ
4. 努力なくして発展なし
5. 正直と誠実は誰にも喜ばれる
6. 反省は前進の原動力である
7. 不平は出世の行きどまり
8. 責任ある仕事をせよ
9. 受けた情けは忘れるな
10. 仲良く働け笑って暮らせ